意識を超えた写真にするために、追求しようとか、創ろうとか、してはだめで・・・
【Q1】選ばれた写真についてお聞かせ下さい。
「そのときを逃したらなくなってしまうという現実」
に、
さらされているものを
いつも撮っている。
そして、撮ったら紙になって、
今の現実になる。
【Q2】NATURAを使ってみた感想は?
共鳴。
【Q3】NATURAを撮る際、どんなことに気をつけましたか?
普通に簡単に。
NATURAに限らず写真はシンプルに押すだけ。
意識を超えた写真にするために、追求しようとか、創ろうとか、してはだめで・・・
対象とアイコンタクトならぬ第六感コンタクトしたあとは、
流れるように、引き受ける。
じーーって見て引っ張って・・・・・
パッとつかむ。。
【Q4】仕事でもフィルムカメラを使う理由は?
ストレートなところ。
往生際がいいところ。
質感が写っているところ。
【Q5】あなたにとってNATURAの魅力とは?
被写体や私に詰めてこない感じがいい。
余白、遊びの部分を作ってくれるカメラ。
でも、ナチュラ自身はそこを目指していなくて、
ちゃんとした、考え抜かれたテクノロジーで撮ろうとしてくれていて
気の抜けないところ。
素直でシンプルで、自分の役目をわかってくれているカメラ。
目から鱗カメラ。
PROFILE
永瀬沙世
●職業:
写真家
●最近の活動:
5月、ニューヨークフォトグラファーズフェスティバル2008参加。デンマークのSmagazineで2テーマ撮り下ろし。
2006年、写真集「青の時間」(プチグラパブリッシング発刊)発刊後、新たに作品制作中。
www.nagasesayo.com
NATURAピープルとは
各界で活躍する写真好きなゲストが登場!
富士フイルム製コンパクトフィルムカメラ「NATURA」で撮ったプライベート写真をご紹介
NATURAやそれぞれのカメラライフについてのお話しをどうぞお楽しみください。
本ページは、2008〜2012年に渡り、カメラピープルにて隔週更新していましたアーカイブ記事です。最新情報と異なる内容(プロフィール等)がございます。あらかじめご了承ください。