NATURAピープル / 佐野史郎(俳優)

ナチュラブルーはやさしいですね。誰でも持っているはずのやさしさが浮かびあがるような気がします。

【Q1】写真を撮った時のエピソードやシチュエーションを教えてください。

ドラマのロケ先や、移動中、休みの日に町を歩いているときなど、
目にとまったものを何気なく撮っています。
共演者もよく撮らせてもらってますが、今回は控えますね。

【Q2】フィルムが好きな理由を教えてください。

子供の頃からいつもフイルムカメラがあったから。ネガやポジが、モノとして残る安心感。デジタルデータは、実際失ってしまったこともあり、どこか不安です。プリントすればいいとはいえ、何十年か経って引き延ばしたりできると思うと、時間を失わない気もして…。7月に開いた写真展では、10代の頃に撮ったネガが出てきてあらためてプリントする面白さにも気がつきました。
アルバムに残っている写真でも、あらためてプリントするとなんだか、ワクワクします。きっと、撮った時の時間が現在と直結するからでしょうね。まあ、なにより、フイルムの質感が好きです。

【Q3】NATURA歴と普段撮影されているものを教えてください。

今年、1月から。
人物でも、風景でもなんでも。NPモードで暗い所でも撮れるのが魅力ですが、晴れた日の屋外での撮影では、その色合いと質感が美しく、いいレンズに助けられています。写真展でも数点使いました。

【Q4】今後、NATURAで撮ってみたいものは?

今までもやってきていることではありますが、シナリオを書いて、それに併せてナチュラで物語を撮ってみたい。手軽だし、広角、標準、両方いけるし、登場人物2人くらいの写真絵本みたいなのを・・・。

【Q5】あなたにとってNATURAの魅力とは?

とにかく、手軽に撮れること。フイルムは決して安くはないけれど…。
けれど、大切に一枚一枚、丁寧に対象物と向きあえるし…。
あと、ナチュラブルーはやさしいですね。
誰でも持っているはずのやさしさが浮かびあがるような気がします。


PROFILE

佐野史郎

●職業:
俳優

●最近の活動:
日本テレビ系列連続ドラマ『正義の味方』、映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』 、『20世紀少年』出演。
7月には東京、大阪の富士フイルムフォトサロンで初の写真展『あなたがいるから、ぼくがいる』を開催した。

NATURAピープルとは

各界で活躍する写真好きなゲストが登場!
富士フイルム製コンパクトフィルムカメラ「NATURA」で撮ったプライベート写真をご紹介
NATURAやそれぞれのカメラライフについてのお話しをどうぞお楽しみください。

本ページは、2008〜2012年に渡り、カメラピープルにて隔週更新していましたアーカイブ記事です。最新情報と異なる内容(プロフィール等)がございます。あらかじめご了承ください。